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月岡の民家(仮称)、躯体工事
柱と梁を撤去しながら床組をしています。この日は大きな柱を倒れないようにロープで縛ってから、梁との接合部を鋸で切り取り引き抜きます。
ケヤキの太い材ですので、かなりの重量。写真に写っていませんが総勢、5人が待機しています。
柱を抜くところは、私も参加していますので写真無しです。今度は残った梁にロープを掛け直し、横の柱にホゾで入っているところを抜き取り、床に下ろします。時間にして30分ぐらいでしょうか、人海戦術で進んでおります。朝一にすがすがしい仕事ができました。
100年の家、屋根工事。続.続き
あらあら、瓦は葺き上がりましたが今日は風が強く、のしが積めないということで午前中で工事中止となりました。妻部に木の化粧梁を取り付けています。民家の雰囲気までもうちょっとでしょうか。
100年の家、屋根工事続
二日目。綺麗に並んでまさに壮観です。
トントンと玄翁でたたく音が気持ちいいので動画も撮ってみました。
いずれUPします。
100年の家、ラスト瓦工事入りました
予告通り、屋根工事です。数名の瓦職人さんが16tレッカーを引き連れて登場しました。古い瓦をめくってはレッカーを使い下ろしています。
朝の様子
昼前の様子、下地の合板を重ねて貼り防水紙を敷いた所でほっと一息。
天気に恵まれた事、怪我無く工事が進んだ事、こんなとき職人達がとても
頼もしく見えます。 続く
100年の家、週始め
こちらの家は、古民家のアズマダチだった所に一階部を何回も増築して使っておられました。一階のこちらを向いている三箇所もある切妻屋根が増築部ですが少し邪魔な印象で、その為に古民家の雰囲気が少し弱くなっていると考えていました。この写真の向かって右側の、長戸の前にはかなり良く出来た日本庭園があり今回はそこにLDKを持って来るというお客さんのご要望だった為、減築もやり難かったので、窓の取替えと木の外壁を新設した以外はそのままのバランスで古民家の雰囲気を目いっぱい出す必要があると考えました。
現在、上屋根の妻部には左官下地の合板を貼ってあり、これから化粧の木梁を取り付けて、その間は漆喰で仕上げていきます。先週取り付けた真新しい破風板とともに木部は全部、古色風に塗装します。
明日から最後の瓦工事、これでぐっと雰囲気が変わって行く所を紹介します。
週末のお仕事
街中の建替えの家、地盤改良中です。調査の結果、改良工事が必要と
いう事での追加工事です。もしかしたら有るかもとは、お客さんにお伝え
していましたが、ちゃんと納得していただいたか、ふと不安になりまし
た。
建築工事はナマモノで色んな事が起こります。想定通り、図面通りで工
事が完工する事は、まず無いと思います。アクシデントを解決して進行
を調整したり、お客さんの好みを現場に反映させたり、現場管理の仕事は
そこが醍醐味でしょう、辛いことの方が多いですけど。
監督を置いていない住宅屋さんがあると今週、人から聞きました。では誰
がお客さんと話しをするの?というと営業やコーディネーターがとの事、
その人達って工事の事を良く知っていて、現場で実際に仕事をする人と
顔を合わせる事が有るの?...という疑念が湧きました。私の会社では
そういうのはちょっと無いなと思いますので、社長の立場になっても
これからも現場に出続けると思います。そこでしか学べない事が多いです
から。
100年の家、屋根の補修工事
今日は応援の大工さんも来てもらい、屋根の先端部の補修中です。
破風板という三角の部分の広い板も交換して屋根のラインが綺麗に
出るように切りそろえたりしています。
来週は、いよいよ一番上の瓦の交換になります。もうちょっと
晴れていてほしい所です。
月岡の民家、動き出してます。
久しぶりの紹介になります。月岡の民家(仮称)です。
しばらく基礎工事で動きが目立たなかったのですが先週から
大工さんが入って床の工事を始めています。
新しい床持の材を現場で寸法に合わせ加工しては取り替える
見たいな工程です。時間と手間のかかる所です。
外した古材は持って帰って、薪ストーブの燃料に生まれ変わります。
少しでも無駄にしないという事も民家再生の意義だと思います。
100年の家、屋根工事
晴れ間に、二期工事分の瓦工事がありました。
下屋根部分が完了でこれから足場を増設して、いよいよ
上屋根部分の吹き替え工事にとりかかります。
今回の工事で裏玄関が出来ました。
母屋と納屋の行き来や、農作業時期の
出入りに農家住宅には有る意味、メインの玄関より
大事だったりしますので、使い易く考えて作ります。
週末の仕事
今週は、色んなお客さんになってくれそうな方とお会いできました。
今日も古い家を見に宇奈月まで行って来ました、お会いしていつも
気を付けているのは本音でお話させて頂く事、お客さんの得になる様に
進言する事、家の事で喜んでもらえる様に仕事を進める事です。
けど、こちらもボランティアで建築する訳には行かないので難しい所
ですが...
帰って来てから、敷地をはっきりさせる為に地境を作りますので
杭を打っ丁貼を作りました。これも大事な仕事です。天気が持って
くれて今日は助かりました。
街中に建つ家の工事
やっと、建物の姿が無くなりました。解体開始から二週間規模も大きかったですが難度の高い解体工事でした。
綺麗になった所で地縄貼り。家の配置を確かめます。
基礎の前に地盤強度の調査にかかります。
100年の家で
天井を一部、壊したところ既存の壁に当時の
覚書がでてきました。
昭和48年12月17日、天井装い とありました。
当時は高い天井では寒くて住みにくかったのでしょう。
一段低い所に天井を作って暖を取ったのでは...と思います。
それから40数年後、またその場所を他の大工さんが
触ることになるとはこの家も想定外だったかも知れません。
週末の仕事
今週一のインパクトでした。また来週も
一生懸命仕事します。お疲れ様でした。
100年の家、木工事4
床の下地を作りながら垂木間に断熱材を入れている所です。
性能の良い発泡スチロールみたいな認識でも良いのですが
これが無いとせっかくの暖房(特にこちらの家は床暖房ですので)
が逃げていってしまいます。見えてない部分に五センチぐらいまだ
厚いので十センチくらいの厚さの商品です。工事を見ていたじいちゃん
もこれなら暖かい家になりそうだと喜んでくれていました。
100年の家、木工事3
屋根を延長しました。柱を何本か抜きながら新しい梁を入れ補強しつつ新しい部屋の天井高が丁度よいぐらいになるように調整しています。穴の空いた通し柱に新しい梁が取り付くと、さらに負担が増える為、「この柱も補強しなきゃ」とか言いながら大工さんと作業を進めております。こちらの現場で一番、苦しい作業です。補強の工程が終われば普通の改装の工事になるのでもうちょっとの踏ん張りです。