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月岡の民家、外壁工事進む
こちらの家は正面と北側が良く通りから見えます。
古民家が持つ、雰囲気を出したくて腰板に白壁、梁が見える外観にこだわっていただきました。
裏玄関も立派です。町屋のお住いよりよっぽ大きくて、入ったところの収納も充実させます。お客さんにはこちらがメインの出入りになります。
と、言うわけで西側は手入れの要らない板金の外壁をチョイスしました。風の通り道で冬は雪のたまり場になるそうです。
ついこの前までブルーシートで囲ってありましたので一気に進んだ感じですが、これから左官屋も登場して古民家ならではの重厚な外観で仕上げていきます。
街中の家、上棟準備
敷地目一杯の基礎でした。プラットフォームを作り建て方の材料を上に載せる準備が出来ました。ちょっと雨も降りそうな予報ですのでブルーシートで養生を済ませ、足場を掛けてもらう工程です。
上棟を建ち舞いと書くことも有るようです。大工さんが力を合わせ一気に家を立ち上げる様が舞うようにも見えるという意味だと思います。週末はどんな舞いになりますでしょうか...
街中の家、大工さん登場
朝一の様子。
暑かったです。
土台を並べ終えました。
三時の様子。床の材料に防蟻工事します。
明日は建て方前に床を貼ります。いよいよ週末上棟です。
最近、感じた事
私の家のご近所で最近、新築された家の話です。現場にかかる看板には「適正な価格で建てる家」と書いて工事しておられました。今風の綺麗な外観で仕上がっているなと、通りがかりに良く見ておりましたが、引越しされてまもなくアルミの物置きがポンと通りに面した側に設置されました。最初から計画のあった物なのか、引越してみたら荷物が入り切らなかったのか判りませんが、非常に格好悪く見えました。お客さんの持って来られる家財の聞き取りが間違っていたか、そんな事関係無く値段で家の大きさを決めたのか、どちらか判りませんが私の会社にいま御相談に来て居られるお客さんには、そんな事の無いようにプランニングさせて頂こうと思いました。
週末に新しいお客さんを、一昨年、去年に新築させていただいたOBさんの家にお連れしてお住いを見せていただきました。私が見て欲しかったのは「いろんな家」ではなく「いろんな暮らしかた、住い方」です。いろんな考え方や好みで住む人に合わせて作るものが「家」であった方が良いと思います。他の家のかっこいい部分を真似して作りましょうではなくて、いろんな風に家って作れますよ、それが決まるのはご家族の暮らし方ですとお伝えしたつもりです。これから打ち合せが始まる事になりますが、たっぷりと松田工務店流で楽しんでいただこうと思っています。
100年の家、もうちょっとで完了
クリーニングの工事前にみんなで床の養生を取りました。
広間の太い梁もきれいに拭きながら長いこと残っていた足場を撤去しました。広間の横のLDKもすっきりしました。
十二月から工事を始めはや半年、百年の家の0.5%にあたる期間を今回の工事に費やした訳で、がらっと今から住まう人に合わせて今回のリノベーション。大きな柱や梁には手を加えず間取りは随分変わりましたが家の価値は変えなかったつもりです。また何十年後かにそのとき住まう人に合わせて直せるように工事してあります。出来れば私の引退前にもう一度、お声がかかれば嬉しいかなという所です。
月岡の民家、外壁工事
玄関正面の腰板を施工中です。
柱と柱の間にヨロイ貼りした板をあらかじめ組んで釘が見えないように取り付けています。先に着色して組み上げてと非常に手間の掛かる仕事ですが大工さんがしっかり仕事してくれているのを確認して安心して現場を離れました。出来上がりを見れば職人さんの現場への思いがだいたい理解できます。あれこれ言わなくても十分、職人が考えて作業しているいい状態になっている様でした。
板の上はとうぜん漆喰塗りで仕上げますので、きれいに上がったらまた紹介します。
週明けのお仕事
次の新築現場の上棟が月頭になったので、それまでにうかがっていた修理などの仕事を順番に片付けていく事にしました。
こちらの家は床の間の床がふかふかするので、補強を兼ねてタルキを交換しながら断熱材を入れて行きます。畳をずらして板をめくると古いタルキはピッチが粗く(と言ってもつい最近までこれくらいで当然でしたが)コンパネも劣化してフニャフニャでしたので歩行感が悪くて当然でした。
これから洋間の床をバリアフリーにしたり断熱材を入れたりと何箇所か手を入れさせて頂きます。ちょっとの事で効果が体感できる所ばかりですのでお客さんには満足していただけると思います。
週末の風景
いい時間帯に氷見の海っぺりを走りました。
打ち合せのためなのですが、ちょっと儲けた気分です。こちらの方ともご縁があれば良いですが...
今週の風景
今日の事務所の一コマです。敷地内の樹木の駆除中、トラックの上に居るのはメンテナンスの松田部長。まだまだ元気です。
100年の家、そろそろです。
足場が無くなり屋根の形がきれいに見えます。
丁度、気節も良いので前の庭も良い雰囲気になります。
十二月に始めた工事がようやく最後の仕上げの工程になりました。こちらの家の場合はお客さんが横で住みながらの工事でしたので毎日、顔を合わせて喜んでもらったり、ご指摘を受けたりと本当に良くして頂きありがたい思いでした。建築屋がお返しできるのは新しくなった家を家族の方に気に入っていただく事、これから一緒に家を守って行くことです。もう少し残りの工事を全うして、増えられた家族の皆さんに喜んでもらおうと思っています。