100年の家、大工さん復帰です。
間仕切りの変更に伴い、 真ん中の黒い柱を取る為に上に大きな梁をいれます。足場を作り二階の床組が下がらない様にサポートを立てて、古い柱を切り取ります。
12センチ幅で高さが33センチの集成材の梁を、今日は四人掛かりで持ち上げました。
そのままでは部屋の真ん中に柱が出てきてしまうところを、こんな風にずらして梁の補強をしながら新しい間取りに変えていきます。
この工程は図面上考えた間取り通りに、材の強度は十分かとか、その作業が可能か、また安全に作業出来るのかということを大工さんと一緒に考えて進めていくことになりますので、建築士の資格があるとかよりも現場の経験値が多いほうがよっぽど重要で、私自身も最近やっと悩むことが少なくなりました。また技術が有り知恵の働く大工さんと協力することが大切です。まだまだ続きます。