投稿者アーカイブ:matsuda-admin
100年の家、広間仕上げ
週末、職人が大勢いる内にもう一ヶ所。
枠の内がある広間の天井を補修します。もともと小屋裏の空間はあまなど
と呼ばれ、ほとんど使わない物を押し込んであって、木の板を並べただけ
でしたがせっかく下の広間が綺麗になるので今回手を入れてみます。
元の板をおろすと、高い屋根の裏側が見えます。
今回用意したのは白い塗装がしてあるベニア板です。これを裏返しに
貼って下から見上げると梁がくっきり浮き上がります。高い所の作業で
後から仕上げる必要も無く大工さんが貼っていけば、ほぼ仕上がりです。
工期もコストも掛からず満足の仕上がり。民家再生屋の知恵です。
100年の家、大工さん頑張る日でした
今日は大きな梁を架け替える日です。あらかじめ足場を良くして準備して
あります。今日はいつものメンバーに加え応援の大工さんを二人お願い
しました。
一本目。
二本目。幅33センチ有ります。
三本目。7~80キロぐらいじゃないかと思いますが、人力で持ち上げて
の作業です。この工程があるから再生の工事で間取りがガラッと変えられ
ます。明日はお休み、疲れを取って来週も頑張って貰います。
今週の仕事
既存のお宅のテラスの交換と庭をリフレッシュします。
古くなって使い辛いアルミテラスを解体しました。
昨夜からの雪が有る絶好とは言い難いコンディションの中、アルミ屋さん
の作業はスタート、足元悪い中、地面を固めて新しいテラスを組み始めま
した。今日は今年初めてと言っていいような雪で現場に到着もなかなか時
間がかかっていましたが、
さすがプロですね。
夕方には何とか形になりました。明日、ガラス屋さんがサッシを入れに
来る段取りになりました。もう今年も幾日も無く天候も言い訳ではなさそ
うなので庭の工事は雪解けからになりそうです。とりあえず洗濯物が干せ
る場所を作ったところで今年は終了です。また紹介します。
100年の家、構造材取付中
広間の部分の床が組み上がっています。
床下の空間が随分今の住宅より高いのがわかります。
断熱改修の補助を受けての工事なのでかなり高性能の断熱材を床下に
はめ込みながら厚手の構造用合板を打ち付けていきます。
足場を組んで柱の架け替えにかかります。あらかじめ段取りした材を建て
て油圧ジャッキで梁を少しだけ持ち上げて垂直を確認します。
柱頭には長いホゾは付けられないので、補強の金物を取り付けて完了。
手間と根気のいる仕事になっています。
100年の家、構造材搬入
間取りの変更に伴い、柱の立っている場所を変えたいのですがポコッと
取れないので梁を架け替えて柱の場所を違う場所に移動させます。
言葉にすると簡単ですが、現場に合わせて細かい加工が必要な事と、重た
い材料を持ち上げて使う事になり非常に大変な作業です。幅30センチを
超える梁の長さは4メートルあります。この日、現場にいたメンバー4人
全員で運び込みこれから木と木が組み合わさるように大工さんが加工して
いきます。民家の現地再生ならではの光景です。今回は強度を考慮して
積層の材料を使います。
続きます
工務店の仕事
私の町内会からの依頼で、公民館の修理に行きました。
トイレの枠が云々ということでしたが、見ると白蟻に食われていて
引戸が走らないくらいでした。解体すると
床の敷居から横の柱まで結構な被害です。今回は枠を交換します。
気休めかも知れませんが、薬をまいて下地からやり直します。
床下の駆除の工事も一緒にやりたい所ですが、予算の関係で今回は
見送りだそうで...
続きます
100年の家、基礎屋さんの仕事
解体すると、下まで伸びた柱はほんの数本で大きな石の上に乗って
います。今回は床下の土を動かさず、防湿と兼ねてコンクリートを流し込
み石を固定して、木工事を進めることにしました。
シートを敷き詰め、ポンプ車をセットします。
脚まで埋まりながら基礎屋さんが、均していきます。
大型車二台分、しっかり入りました。薄着なのに汗びっしょりになって
スコップを振います。タッピングしていくと表面が円滑になりました。
一時間強で作業は終了、今度の工事で床下にはパイプや床暖房のホースが
色々はしっていきますので、床下にコンクリートが有るということはぐっ
と作業効率が上がりますし綺麗な印象で工事が進められます。
乾き次第、大工さん登場予定です。
工場の屋根を直しました。
松田工務店の近くの事務所兼工場の屋根が傷んだのは五月の大風の
時でした。経年劣化の上、ひびが入ったりして雨が漏るようになった
そうで相談がありました。
保険の打ち合せ等色々、私の会社の都合もありやっと今回修理の工事
に入りました。古い屋根を壊すわけにはいかないので...
大工さんに下地を作り直してもらい、その上に新しい屋根を葺くと
いうカバー工法としました。これなら下で通常営業してもらいながら
工事できます。今回はシルバーの小波葺きとしました。ピカピカして
まぶしいぐらいの仕上がりです。
たまには、工務店っぽい仕事の紹介でした。
百年の家、解体終了
解体終了しました。
実は今回は一期工事で先に玄関から枠の内の有るホール、LDKを
作ります。おじいちゃん世帯は住んだままの改装ですので、不具
合の無いように行きたいものです。
柱の上がり下がりを調整してから床下の防湿工事を行います。
外部はこんな様子です。瓦の交換は年明けの二期工事の予定で
す。
テーブル作り
頼まれていたテーブルを作りました。
杉の一本芯の集成板は凄く綺麗です。ちょっと軟らかいのが
難点なので、今回も蜜蠟WAXで拭いて表面を仕上げます。
脚はスキッとさせる為、板を四角くくんで隅に補強を入れ
アクセントにします。あとはお客さんの家に運んで組み立てます
ついでに自分の枕元に置くナイトテーブルも余りの材で作ってみ
ました。我が家の床の色に合わせて着色しWAXです。
今日から使います。クリスマスまでにはとのリクエストでしたの
でセーフ、間に合いました。